2月5日(日)インプロワークショップふりかえり

昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「つながり」をテーマにワークショップを行いました。主にストーリーテリングのことをやり、中盤では実際に20分くらいのつながりのあるストーリー(始めがあって、中があって、終わりのあるストーリー)を体験してもらいました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

つながりながら何かをする

パートナーとつながりを作ること自体は難しくない。難しいのはつながりながら何かをすること。からだを動かすだけでも難しくなるし、アイデアを出そうとするとかなり難しくなる。それは自意識が働く量と関係している。

ストーリーのつながり

ストーリーのはじめはただつながりをつければいい。「これでは普通すぎて面白くないんじゃないか」と思ってひねったことを出すと、よりつながらなくなってしまう。シンプルにシンプルに始めて、そのあと主人公が出会う困難で冒険していけばいい。

インプロは協力プレイ

劇(Play)は人が人を変える遊び(Play)。相手を変える・相手から変えられるためにはパートナーとの協力が必要になる。そのつながりがないと一方が変えようとしているのに抵抗してしまったり、一方が変わろうとしているのに止めてしまったりする。パートナーとの協力があればアイデアはなんであっても変化できる。

次回は今週末12日(日)にディレクションワークショップを行います。まだ参加者を募集していますので、ご興味のある方はどうぞご連絡ください。3月はアメリカに行くためワークショップはお休みになります。どうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter