7月17日(月)インプロワークショップふりかえり

昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「基本的なところから丁寧に」をテーマにしていましたが、実際参加者が集まってみると手練揃いという感じでしたので、基本的なこともかなり難しいこともどちらも扱ってみました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

「ステータスが高い・低い」とはどういうことか

僕はインプロバイザーの中でもかなりステータスについてやっているが、いまだにステータスが高い・低いとはどういうことなのかよく分かっていない。

それは社会的地位と関係しやすいが、社会的地位を「見せようとする」とステータスを上げきれないし、下げきれない。それはコントロールと関係するが、「コントロールしよう・されよう」感が出るとやっぱり上げきれないし、下げきれない。それは身体から作ることもできるが、それも「身体で作ってます」感が出るとやっぱり上げきれないし、下げきれない。

だから最近はとりあえずやってみて見てみてなんとなく学んでいく、という方法を取っている。ステータスはキース・ジョンストンのインプロの特徴と説明されることがあるが、「やろうとするとダメになる」というところはいかにもキース的だと思う。

「行動する(Act)」とはどういうことか

最近はクロサワインプロをたくさんやっているが、いまだにクロサワインプロにおける「行動(Act)」とは何かは分かっていない。

一応現状の答えとしては「キャラクターが望んでいる方向に進んでいくこと」と考えている。そしてそれをするためにはキャラクターが何を望んでいるのかに気づく繊細さと、実際にその方向に進んでいく大胆さが必要。

それは簡単なことではない。しかしだからこそチャレンジする価値があるし、実際にそれができると力強く印象的なシーンを作ることができる。

今ふりかえってみると、俳優によるインプロショーに向けてやっていることがこのワークショップでも色濃く出ていたのだなぁと思います。しかし同時に通常のワークショップとしてはオープンクエスチョンすぎたなぁという反省もあるので、次回はもう少し整理して渡すことを考えたいと思います。

ちなみにその俳優のためのインプロショーは7月22日(土)にあります。とってもいい感じで進んでいるので、みなさまどうぞお越しくださいませ。どうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter