10月27日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

一昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「可能性を広げる」をテーマに、引き続きクロサワインプロをやりながら、「人間がそのシチュエーションで取りうる行動の可能性」を探求していきました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

「動かすからだ」と「動かされるからだ」

自分で自分を動かそうとするよりも、何かに動かされている自分の方が見ていて興味深い。それはダンスにおいても演技においても。そのためには「物事をコントロールしたい」という欲求を手放す必要がある。それは簡単で難しいこと。

舞台は怖い場所であると同時に、自由な場所

舞台は怖い場所であるが、同時に自由な場所でもある。舞台の上では人を裏切ったりなど、日常では許されない行動をすることもできる。だからそれを試してみる。チャレンジするのがアーティストの仕事。失敗しても大したことにはならないから大丈夫。

好奇心で試してみる

「正しさ」や「普通」や「感情」に縛られるのではなく、そのシチュエーションにいる人物が取りうる行動の可能性を試してみる。そのためには「これをやったらどうなるだろう?」という好奇心がエンジンになる。

次回11月3日(金)はインプロ指導者合同イベントに出演するためお休みとなります。インプロ指導者が4人集ってトーク・ワークショップ・ショーを行う1日です。ご興味ある方はどうぞご参加ください。ご予約は僕に直接でも大丈夫です。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter