2月12日(月)アレクサンダーテクニークとインプロのワークショップふりかえり

昨日はアレクサンダーテクニークとインプロのワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回も前回と同様に、「首を自由にしながらインプロをする」というシンプルで奥深いチャレンジをしてみました(アレクサンダーテクニークでは首が自由であることを重要視している)。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

失敗しても自由でいられるように

刺激が弱い時には自分の首のことを思い出せる。しかし刺激が強くなると「やること」に夢中になりやすい。特に「失敗する」ということはとても強い刺激なので首のことを忘れてしまいがちである。しかしそれを思い出す可能性はいつもある。そしてそれが失敗しても自由でいられることにつながる。

興奮と喜びの違い

同じ「インプロをしていて楽しい」でも、興奮して楽しむこととシンプルに楽しむこと(喜びがあること)は違う。前者には身体の過緊張があり、後者にはない。その違いに繊細になっておきたい。

感覚はあてにならない

過緊張した状態でインプロをやっても、それを取り除いた状態でインプロをやっても本人としてはそれほど感覚の違いはないかもしれない(むしろ物足りなさを感じるかもしれない)。しかしお客さんとして見ていると自由に見える。だから外から見てみることも必要。そして繰り返し繰り返しやること。

次回のアレクサンダーテクニークとインプロのワークショップは未定ですが、また行いたいと思います。ふりかえりにも書いたように「繰り返し」が重要なので、連続ワークショップをするかもしれません。ご興味ある方はお見逃しなく。今後ともどうぞよろしくお願いします。

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロ(即興演劇)を学ぶ。大学卒業後は100を超えるインプロ公演に出演するほか、全国各地において300回を超えるワークショップを開催している。2017年にはアメリカのサンフランシスコにあるインプロシアターBATSにてワークショップおよびショーケースに参加。またアメリカのインプロの本場であるシカゴにも行き、海外のインプロ文化にも触れる。 →Twitter