10月20日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

一昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「行動する」をテーマに “Acting is Doing” の意味を探求していきました。少人数でしたが非常に濃厚な時間となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

インプロは物事を前に進めるアート

クロサワインプロは十分に間を取って、そして行動するというフォーマット。「間を取る」ことの方がフォーマットの特徴として見えやすいが、より重要なのは「行動する」こと。質問したり確認したりするのではなく、行動する。そうすると物事が一気に進む。

行動の可能性を試してみる

行動の可能性はいつも複数あるから、それを試してみる。感情は自然とやってくるけれど、それに行動を縛られる必要はない。相手を憎しみながら抱きしめることはできるし、相手を愛しながらナイフを突きつけることもできる。

たくさん失敗してたくさん学んでいく

「行動する」とは何なのかは分かるようで分からないもの。「物事を前に進めるのが行動」と言うことはできるが、それはやってみなければ分からないこと。だから実際にやってみて確認していく。たくさん失敗してたくさん学んでいく。

次回10月27日(金)は「可能性を広げる」をテーマにやってみようと思います。引き続きクロサワインプロを行いながら、「習慣的な反応」を超えてどこまで人間の行動の可能性を広げることができるかを探究していきます。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

10月13日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「反応する」をテーマにやってみました。新しいことをやるというよりも、これまでにやってきたことを新しい視点でやってみる回でしたが、自然で面白くて興味深いものが見られる非常に楽しい回となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

シンプルに反応する

「反応できない」でもなく、「過剰反応してしまう」でもなく、シンプルに反応できる自分になることを目指す。それは合気道のように、相手の力に抵抗するのではなく、受け流すような状態。

反応することと反応しないこと

「反応する」ことは「反応しない」こととのコントラストによって表現される。先のことを考えると現実とは関係なく反応してしまうし、現実に反応することもできなくなってしまう。反応しないことは反応することと同じくらい重要なこと。

習慣的反応をどう扱うか

反応することを重視するようなリアリズムのインプロをすると習慣的反応が出てくるのは仕方ないこと。習慣的反応を超えていくためには反応に待ったをかける必要があるが、そうすると反応が遅れるのも仕方ないこと。それらは両方必要なこと。正解は、無い。

次回10月20日(金)は「行動する」をテーマにやってみようと思います。今回で連続ワークショップの前半の区切りがついたような気がするので、後半は演劇としてのインプロを深めていこうと思います。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

10月6日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

一昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「ニュートラル」をテーマに探究的な時間となりました。「ニュートラルとは何か?」ということについてディスカッションする時間もありましたが、結局は「何も考えずにやってみるのが一番だね笑」となったのが印象的でした。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

からだは「空」だ

何かを「しよう」としているとニュートラルにはなれない。まずは空っぽになることから。何も考えず、何もしようとしない。それでも必要な動きは自然と起こる。

Neutral = Empty + Joy

ただ空っぽな状態だと、ネガティブに見えたり悲劇的に見えたりすることが多い。それよりも少しポジティブな状態のほうがニュートラルに見える。それは空っぽの器に喜びを満たすようなもの。

使ってもいいし、使わなくてもいい = 自由

やってきたアイデアや感情にしがみつこうとしない。それを使ってもいいし、使わなくてもいい、という状態が自由。身体はいつも今ここにあるように、アイデアや感情もいつも今ここにある。

次回10月13日(金)は「反応する」をテーマにやってみようと思います。最近は静かなインプロが続いていたので、次回は少しエネルギッシュにやろうと思います。しかしテンションを上げて過剰反応するのではなく、シンプルに反応することを目指していきます。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

10月4日(水)インプロワークショップふりかえり

昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回もキース・ジョンストンのインプロの基本的な考え方を話しながら進めていきました。基本的なことでも丁寧にやると毎回発見があるのだなぁと思う時間となりました。

以下はワークショップでの発見です。

「この人の前なら失敗してもいい」と思われること

ゲームの感想の中で出てきた「この人だったら失敗しても笑いに変えてくれるだろうと思った」という言葉がすごく素敵だと思った。「この人だったら失敗しても許してくれそう」と思ってもらえることはインプロバイザーとしてとっても重要なことだし、人としても重要なことだと思う。

何かをすることより受け取ること

舞台に立つと何かをしようと頑張ってしまいがちだけれど、実際にはパートナーが意識的・無意識的に発していることを受け取ることの方が重要かもしれない。それを受け取ることができたら、あとはそれに対してシンプルに返していけばいい。

インスパイアしあうことによって未知へと行ける

インプロの面白さは予想外のところへと行けること。プレイヤーが未知へと踏み込んでいるとお客さんは分かるし、プレイヤーができる範囲でこなしていてもお客さんは分かってしまう。しかしひとりで頑張っていても未知へは行けない。お互いにインスパイアしあうことによって自然と未知へと踏み込んでいくことができる。

インプロワークショップは来月も11月8日(水)に蔵前4273で行います。大事なことは毎回扱いつつ、同時に少しずつ変化も加えていきますので、今回いらっしゃった方もはじめての方もどうぞお越しください。今後ともどうぞよろしくお願いします。

9月29日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

一昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「待つ」をテーマに、頑張って力や勢いで乗り切ろうとしている時に一旦待ってみること、そしてインプロの中でも待ってみることにチャレンジしてみました。待つことの難しさと重要さが分かる時間となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

頑張ろうとしている時に一旦待ってみる

人は難しいことに出会うと頑張って力や勢いで乗り切ろうとしがちである。しかしそこで一旦待ってみる。そうすれば「頑張る」以外の方法が見つかる可能性がある。そのためにまず必要なのは頑張ろうとしている自分に気づくこと。

純粋に待つ

何も期待せず、何も証明しようとせずに待つ。待つことが純粋であればあるほど、より本能や直観に従いやすくなる。インプロの舞台は刺激が多い場所だから、純粋に待つことは難しい。しかしその方向に向かうことはできる。たくさん失敗しながらたくさん学んでいく。

待つことは何かを得ることではなく手放すこと

待つということは何かを得ることではなく何かを手放すこと。そして手放すことによって得られるのは「いい何か」ではなくただの可能性。しかしその可能性にかけてみる。なぜならアーティストなのだから。

「待つ」というテーマでワークショップをするのは自分にとっても初めてのことでしたが、予想以上に興味深い時間となりました。次回10月6日(金)はより純粋に待つことができるようになるために、「ニュートラル」をテーマにやってみようと思います。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

9月22日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「身体的に演じる」をテーマに、前半は相手と一緒にいるためのゲームを行い、後半はルコックの本に書いてあるエレメントを使ってのシーンを試してみました。全体として「何かに囚われない」ということがポイントとなりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

シンプルに相手と一緒にいる

相手と一緒にいながら、自分にも空間にも時間にも気づいている。そうするとシンプルにそこにいることができる。相手だけに意識を集中して、入り込んでしまわないように注意する。「相手とひとつになる」というのは幻想で、やっぱり自分と相手は別の人。でも愛を持って一緒にいることはできる。

思いやりがある方が相手と一緒にいられる

たとえ勝負するタイプのゲームであっても、本当に戦おうとすると相手と一緒にいられなくなる。あくまでもゲームであり、遊び。勝とうとしない。勝ち負けに一喜一憂しない。その方が結果として勝つこともできるようになる。禅のような世界観。

身体に意識を向ける

セリフや展開ではなく、身体に意識を向ける。そうすることで思考に入り込むことを防ぐことができる。エレメントを使った演技は思考を置いておくため、自分の枠を超えるために非常に使える。ただし実際に使えるようになるためには繰り返し繰り返しやることが必要。

今回は身体をテーマにしたこともあり、着実に進んでいく・深まっていくワークショップとなりました。今後もしばらく身体性重視でいきますが、次回9月29日(金)はその中でも「待つ」ということをテーマにやってみようと思います。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

9月15日(金)演技のためのインプロワークショップふりかえり

昨日は演技のためのインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は身体的なゲームやワークを中心に、「がんばらない」ということの意味や面白さや難しさを探究していく時間となりました。楽しくてアーティスティックで、個人的にとっても好きなタイプのワークショップとなりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

相手と一緒にいることから

最近はただひたすらに「相手と一緒にいる」ということからインプロを考えている。相手と一緒にいればとりあえず見られるものになるし、そこにプレイフルネスがあれば面白いものになる。何かを計画したり評価している間は相手と一緒にいることができない。そういう自分に気づいて今ここに戻ってくる。

警戒心と脆弱さを同時に持つ

警戒(Vigilance)があって脆弱(Vulnerable)な状態がオープンであるということ。警戒しているだけだと動けなくなってしまう。しかし脆弱なだけでも何もできなくなってしまう。最高の緊張感と最高のリラックスを別々に、そして同時に学んでいく。

残ってしまったものの本物らしさ

何かを表現しよう(Try)としない。しかしそこにも表現されているものがある。それに気づいて使っていくことができれば、信じられる(Truthful)ものができあがる。それはとても繊細かつ大胆な作業であり、芸術。

今回も非常に濃厚なワークショップとなりました。今回やってみて身体的な演劇はHappy & Healthyで本当にいいものだなぁと思ったので、次回9月22日(金)は「身体的に演じる」ということをテーマにやってみようと思います。単発での参加も受け付けておりますので、ご興味ある方はお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。