2月12日(日)ディレクションワークショップふりかえり

昨日はディレクションワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「自分で自分をディレクションする」をテーマに、シーンをやったあとに映像を見てふりかえって再びシーンをやる、ということをしたりと、ザ・実験回という感じでした。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

自分に一番厳しいのはたいてい自分自身

自分がインプロをしている映像を見るときにはフラットに見ることが大事になる。「こんな自分ダメだ!」と思っている時は頭の中にいる「ダメな自分」を見ていて、実際の映像の中にいる自分を見れていない。そこにいるのは自分なのだけど、一旦距離をとって見ることで自我にとらわれずシンプルに学んでいくことができる。

思っていることをディレクションに変えていく

ディレクションは端的な方がいいが、最初のうちはなかなかうまく言葉にできない。「なんか変だなぁ」「別の可能性もありそうだなぁ」というところから始めて、時間をかけて明確にしていけばいい。指導者としてそのプロセスを支えるうえでは待つこと・問うこと・勇気づけることが大事になる。

建設的な自分を育てていく

インプロをやる時には批判的な自分を脇に置いておくことが重要なのだけど、同時に建設的な自分をその空いた場所に置けることも重要になる。その場所をただ空っぽにしておくと批判的な自分が戻ってきやすいし、慣習を超えるのは難しい。いいディレクターになることは自分自身をさらにいいプレイヤーにすることに役に立つ。

来月はアメリカに行くためワークショップは一旦おやすみです。4月後半あたりから再開しようと考えていますので、今度ともどうぞよろしくお願いします。

2月5日(日)インプロワークショップふりかえり

昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は「つながり」をテーマにワークショップを行いました。主にストーリーテリングのことをやり、中盤では実際に20分くらいのつながりのあるストーリー(始めがあって、中があって、終わりのあるストーリー)を体験してもらいました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

つながりながら何かをする

パートナーとつながりを作ること自体は難しくない。難しいのはつながりながら何かをすること。からだを動かすだけでも難しくなるし、アイデアを出そうとするとかなり難しくなる。それは自意識が働く量と関係している。

ストーリーのつながり

ストーリーのはじめはただつながりをつければいい。「これでは普通すぎて面白くないんじゃないか」と思ってひねったことを出すと、よりつながらなくなってしまう。シンプルにシンプルに始めて、そのあと主人公が出会う困難で冒険していけばいい。

インプロは協力プレイ

劇(Play)は人が人を変える遊び(Play)。相手を変える・相手から変えられるためにはパートナーとの協力が必要になる。そのつながりがないと一方が変えようとしているのに抵抗してしまったり、一方が変わろうとしているのに止めてしまったりする。パートナーとの協力があればアイデアはなんであっても変化できる。

次回は今週末12日(日)にディレクションワークショップを行います。まだ参加者を募集していますので、ご興味のある方はどうぞご連絡ください。3月はアメリカに行くためワークショップはお休みになります。どうぞよろしくお願いします。

1月29日(日)ディレクションワークショップふりかえり

昨日はディレクションワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回はディレクターがプレイヤーを助けるための実際の方法として、ストーリーテリングについてかなり掘り下げてやってみました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

まずは相手に気を配ることから

ディレクターはプレイヤーに貢献する存在。そして相手に貢献するためには常に相手に気を配っている必要がある。気を配るとは頑張ることではなく、萎縮することでもなく、ただ気づいていること。気を配っていれば自分が何をしたらいいか分かる時がある。そしてそれが分かったらあとは勇気を持ってそれをやるだけ。

ストーリーテリングは冒険

ストーリーは主人公が困難に巻き込まれ、そして解決していくもの。即興でストーリーを作ることに不安を感じると、困難を簡単なものにしたり、すぐに解決したりしてしまう。より困難に進んでいくためにはパートナーへの信頼が必要になる。そしてパートナーへの信頼があればひとりでは進めない未知の場所まで進んでいくことができる。

ディレクターの仕事は多層的

ディレクターはプレイヤーの様子に気を配りつつ、ストーリーにも気を配る必要がある。プレイヤーだけに気を配ると終わらせる以外の助ける方法が取れなくなるし、ストーリーだけに気を配るとプレイヤーを置き去りにしてしまう。だから難しいのだけど、リラックスして見ているお客さんは全てに気づいていたりする。簡単だから自然体でいるのではなく、難しいからこそ自然体でいる必要がある。

来月は2月5日(日)にインプロワークショップ、2月12日(日)にディレクションワークショップを行います。どちらもまだ空きがありますのでご興味のある方はお越しくださいませ。どうぞよろしくお願いします。

1月14日(土)インプロワークショップふりかえり

昨日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回は初めましての方も多かったのですが、とってもいい雰囲気でするするっと探求的なワークまで進めていくことができました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

たくさんやって、たくさん失敗して、たくさん学んでいく

教える側が1から丁寧に教えてようとすると、学ぶ側はかえって萎縮したり反発したりしてしまう。学ぶ人はとりあえずゲームをやってみて、困ったら聞けばいい。教える人はとりあえずゲームをやらせてみて、困っていたら助ければいい。ゲームは失敗しやすい。その中でフィードバックを得て学んでいく。

相手を楽しませようという気持ちが一番大事

相手を楽しませよう・相手を受け入れようという気持ちがあれば、うまくいってもいかなくてもインプロはそれだけで見られるものになる。自分が楽しむことも大事だけど、それだけだとぶつかってしまう時がある。お互いに楽しませようとしている方がぶつからないし、かえって自分も楽しむことができる。

いいインプロバイザーであることを思い出す

相手を楽しませよう・相手を受け入れようということは理論としては簡単だけど、実際にはすぐに忘れたり抵抗したりしてしまう。必要なのはがんばることではなく、そうなっていることに気づくこと。そうすれば戻ることができる。インプロを教えるということはダメなインプロバイザーをいいインプロバイザーに直すことではなく、本来いいインプロバイザーであることを思い出してもらうこと、そしてもっといいインプロバイザーになれるよう手助けすること。

今月はもう1回ワークショップがありますが、そちらはすでに定員になってしまいました。来月の予定をあげたのでそちらをどうぞよろしくお願いします。

最近は定員続きなのでワークショップの回数を増やしたいところですが、2月後半から1ヶ月くらいアメリカに行ってくるので2月前半のワークショップが終わったらしばらくお休みになります。

そういうこともあって来月のワークショップもおそらく定員となると思います。どうぞお早めにお申し込みくださいませ。

12月18日(日)インプロワークショップふりかえり

今日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今日のワークショップは丁寧にはじめて途中にわっとふざけて最後はシリアスシーンまでいく、というジェットコースターのような時間になりました。途中からは教える方も完全に即興で、ただその先を見てみようという探求的な時間となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

即興は気づきながら学んでいくもの

即興を学ぶということは、やり方を学ぶというよりも、とりあえずやってみてその時の自分に気づくこと。気づいていないと同じようなことを繰り返してしまう。気づけば次は別のことを試すことができる。そうしているうちにだんだんと自分の可能性が広がっていく。

演劇は人を変える・人から変えられる遊び

日常では人は人を変えないようにしているし、人から変えられないようにしている。しかし演劇には変化が必要。そしてそのためには遊び心がなによりも重要。遊び心があれば人は自然と変えたり変えられたりできる。遊び心がなくなると全てが不自然になってしまう。

舞台の時間と客席の時間

多くの人は舞台に立つと「何かをしなければ」と思って全てを急いでやってしまう。しかしお客さんはそれよりもずっと待てるし、その余白に想像力が働き出す。舞台の上でただそこにいるということの力強さ。それを実現するためには余裕という意味での「遊び」が必要。

次回は1月14日(土)の17:30~20:30に行います。第三インプロ研究室のワークショップはこれまで日曜の昼にやっていましたが、珍しく土曜の夜にやってみます。「土曜の夜なら行ける!」という方はぜひお越しくださいませ。来年もどうぞよろしくお願いします!

12月4日(日)インプロワークショップふりかえり

今日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

前回はだいぶ学び寄りのワークショップだったので、今回は遊び寄りを意識してワークショップを行いました。その結果、「スポンテイニアス(自発的)」をテーマとしたワークショップとなりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

自分の中の子どもを自由にしてあげる

スポンテイニアスな自分は、自分の中の子どものような存在。自分の中の子どもが自由にやって失敗することを許してあげる。「同じ失敗を繰り返してはいけない」と思うと子どもは不自由になる。同じ失敗をくりかえしてもいい。その中で子どもが学んでいることを信じてあげる。

検閲していることに気づいている

インプロでは思ったことを取りやめることを「検閲する」と言う。ほとんどの場合は検閲せずにやったほうがうまくいくけれど、検閲はしてもいいし(例:よりチャレンジするため)、場合によっては検閲したほうがいい(例:同じようなシーンが続いているとき)。しかし、検閲していることに気づいている必要はある。そうしないとただ不自由になっていく。

スポンテイニアスとは萎縮せず、頑張りもしない状態

スポンテイニアスな状態とは、表現することに萎縮せず、頑張りもしない状態。いわば自然体。ただし直接それを目指してもうまくいかない(自然体のふりをするだけになる)から、萎縮している自分や頑張っている自分に気づくことによってだんだんとクリアになっていく。

次回は12月18日(日)の13:30~16:30に行います。今回は自分をオープンにすることを重視していたので、次回は相手にいい時間を与えることをストーリーの観点からじっくりやっていこうかなと思っています。おかげさまですでに半分以上埋まっておりますので、ご興味のある方はどうぞお早めにお申し込みください。

11月13日(日)インプロワークショップふりかえり

今日はインプロワークショップでした!参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今日ははじめましての方もいらっしゃったこともあり、とっても丁寧なワークショップとなりました。同時に全員がディレクターまで体験するというチャレンジングな時間となりました。

以下はワークショップのメモや個人的なふりかえりです。

チャレンジしているからエキサイトできるし、人を引きつける

キース・ジョンストンのインプロは「チャレンジする」ということをとても重視しているものだと思う。チャレンジしなくても楽しむことはできる。しかし、チャレンジしたほうがよりエキサイトできるし、人を引きつけるものになる。

ディレクターはプレイヤーが困っていたら助けるのが仕事

ディレクターはプレイヤーが困っていたら助けようとする。これは当たり前のことのようだけど、「ちゃんとしたシーンにしなきゃ」という義務感に囚われているとできなくなってしまう。逆に言えば、そういう義務感を取り除いていけば自然と目の前の人を助けることができるようになる。

フィードバックに一喜一憂せずに、シンプルに学んでいく

ディレクターはプレイヤーからフィードバックを受けて学んでいく。しかし、そのフィードバックにいちいち大喜びしたり落ち込んだりしていると、次にやるのが怖くなる。ボールを投げることを学ぶように、「今は右すぎたね」「今度は左すぎたね」とシンプルに学んでいくほうが結果としてスムーズに成長できる。

今回はじーーっくりなワークショップでしたので、次回は趣向を変えてもっとポンポンやるのもいいかなと思っています。次回は12月4日(日)の13:30~16:30です。今後ともどうぞよろしくお願いします!